IR資料室

大企業、サンフランシスコで己の小ささを知る

円安とか関係ないんですよ、大企業なので。

なんしとん

出張です。今回は出張の出張抜きみたいな記事を書きます。

期間は1週間くらいで、さすがに観光は(あんまり)していないので厚みのある記事ではありません。
というか、こういう記事ってどうやって書けばいいのか忘れた。(活動報告が2022年で即飽きて止まっているように)

どこに行っていたか

ここ!!

ひとボケできるような写真がなかった

サンフランシスコです。なんかいまGoogleに聞いたら東京から8,200kmくらい離れてるらしいです。8,200kmって何キロ?

これまでの平かつ凡な人生で英語圏に行ったことがあるのは1度だけ、しかも高校生の頃なので無難にビビりながら渡米しました。
最近は世界がGlobalでWorldなのでImmigrationがねェ~~~って言われていたのでそのあたりもチビりポイントだったんですが、特に躓くことなく入れました。指紋取る時にうまいこと機械が反応しなくて、想像しうる怖い入国審査官そのままな入国審査官におもむろに手首掴まれた時はシンプルに死を覚悟しましたが。(反応する位置に移動させてくれただけです)

本当に何もかもクソ高い

往路は9時間半くらいでサンフランシスコ国際空港に着いて、とりあえず腰を落ち着けてえよということで座ったコーヒー屋でまず洗礼を受けています。

クレカのレートで1,088円。定食食えますけど。
ちなみにBOSSのペットボトルのコーヒーよりまずい。量だけは一人前。
ただこれは空港価格だからやたら高いだけで、市内では$4弱(600円くらい)で1杯飲めました。

さすがに滞在中に飲まず食わずというわけにはいかなかったのでちょくちょく外食しましたが、一般的なジャパニーズはこの国には住めません。

まごうことなきハンバーガー

注文する時にまごついたらレジのチャンネーに「早くしろよ」的にレジに指トントンされて圧をかけられる素敵な体験もセットだった

値段は飲み物(むっちゃくちゃ味の濃いレモネード)とチップ込みで4,900円。シビれる。レモネードも値段も。
味は日本なら1500円で食えそうな感じだけど、とにかくデカくて重い。あと付け合せのピクルス、デカすぎじゃね?日本のキュウリ2本分くらいありますけど。切って載せろってこと?

このほかに特に解像度が高い感想は出てこなかった。ハンバーガーはどこでもオールウェイズハンバーガー。

やんごとなきサンドイッチ

こっちの店員のチャンニーはクソ優しかった

値段はチップ込みで4,600円。こっちは単体。
ただこのサンドイッチはむちゃくちゃうまかった。大胆に入ったパストラミとスイスチーズがアメリカらしい主張をしつつも、そのバランスを取るべくその座に収(治)まったザワークラフトとチェリーペッパーの爽やかさな酸味と辛味が最高。お互いに暴れることなく舌の上で勝手に調和を取ってくれる。来てよかったサンフランシスコ。日本ならこの1食分の値段で1週間生活できるかもしれないけど。

言うまでもなくこのサンドイッチもむちゃくちゃデカい。だんだんこのサイズと値段に慣れてくるとむしろコスパいいんじゃないか??と思えてくるけどそんなことは一切ない。
あと、そもそもこっちの人たちは余ったものをto-go boxに入れて持ち帰る文化ということを聞いた。

ちなみに、このサンドイッチにもバカデカいピクルスがついてきた。なんなんだよ。国民食にでもするつもりなのか。

外食だけでは本当に破産するので、スーパーにもちょくちょく行ったけど、ここでも色々高くてもはやおもしろくなってくる。

サンドイッチ2

レシートを見直したら$7.99だったので、1200円くらい。
スーパーのお惣菜みたいな感じで買える出来合いのもので、マジでおいしくない。パンが甘いのはギリギリ単に好みじゃないだけだとしても、挟まってるハムがゴムのように硬え。チーズはあんまり味がしねえ。レタスみたいなのはヘタってる。

後に現地在住ウン十年の大先輩にも話したところ、「●●(スーパー名)の出来合いのはね…」と深い同情と慈しみのリアクションをもらいました。

ワカメ

買ってないけど$8.69なので、150円換算でも1300円くらい。さっきのサンドイッチより高い。
ていうかなんでワカメの写真がある?

醤油

$4.69なので700円くらい。安い!(安くない)

逆に安いものはないのか

ある。ビール。

568ml缶(1パイント)で$4.99。800円でしこたま飲める。ただこれは日本で飲むインポートもののビールの値段を知っているから安く感じるだけで、普通の日本のビール(キリンやアサヒ)と比べると別に安いわけでもなんでもない。あと、水より安いとかは普通にない。
つまり、安いものはない。

チップってどうなの

ここまでチップ込みで~みたいな話をしていますが、チップがどれくらいかかるのかというと、15~25%くらいがレジでサジェストされます。大体3択で選べるようになっていて、とりあえず早くレジを済ませたい英語が苦手な観光客はこのサジェストについ従ってしまう。(従った人がこの記事を書いている)

レジをよく見るとCustomみたいなオプションがあって、そこを押すと好きな額を入力できるシステムになっています。
おそらく現地の人はそこを叩いていい感じにしてんだろうと思います。(実際聞いた話では15%も払わないことも多いらしい。けどn=1なのでよくわからない)

レジじゃなく、テーブルで決済する場合もサジェストがレシートに書いてあります。

手書きして支払うときはキリのいい数字に切り上げたり切り捨てたりする

治安

サンフランシスコは最近治安が悪い!!ヤバい!!企業もいなくなってる!!!みたいな話をよく見ますが、実際まあ良くはなかった。
別に極端にどこかがすごく悪いわけじゃなさそうに見えましたが、街を歩いていると視界のどこかに常にトー横がある、みたいな感じ。

また治安とは少し違うけど、手押し車に飼い犬を連れながら、手押し車の下にあるスピーカーから大音量でサルサだかを流しながら闊歩している婦人と遭遇して、これが自由の国だよねってサルサに合わせて膝を打ってしまうシーンなどがあった。一部を脚色しています。

話を戻して、最も治安が悪いと言われているエリア(テンダーロイン)には立ち入りませんでしたが、そのエリアの1ブロック手前までは行って、「これがマリファナの臭いか…(マリファナの臭いなんか知らない)」とだけつぶやいて踵を返しました。実際なんか変な臭いは漂っていたのでそれを勝手にマリファナの臭いだと解釈しています。

実際に危害を加えられることはなかったものの、MUNI(サンフランシスコ市内の路面電車)に乗った時は緊張感がある瞬間はありました。皆さんも山手線で妙(村用語)に出会うことがあると思いますが、まあだいたいそれと同じようなレベルです。小声でなにかしらの上位存在に世俗の文句を垂れ続けるのは世界共通ということが分かりました。
とりあえず絶対乗っちゃダメみたいな治安の悪さではなかった。(路線によるのかもしれないけど)

MUNI以外にもサンフランシスコに移動するためにCaltrain(普通に電車)にも何度か乗りましたが、こっちはそもそも人はいないし別にうるさくないしでかなり快適でした。

2階建てでバカでかい。車内は静かで乗り心地もいいけど、警笛は鼓膜が破れるほどうるさい

サンフランシスコに向かう公共交通機関としては、ほかにBARTというのがあるらしいのですが今回は乗りませんでした。そっちはアメリカらしくやや危険な雰囲気が漂っているらしい。

あと、サンフランシスコじゃないけどバスも乗った。バスもなんか治安が~~みたいなことを見たけど、少なくとも平日の昼間に乗る分には何もなかった。(これももちろん場所によると思うけど)
バス本体の写真はないけど停車する時に運転手に知らせるヒモの写真はある。

引っ張るのにめちゃくちゃパワーが要る

「次とまります」ボタンがいかに親切なことか痛感しました。

そのほか

出張の出張抜き部分の写真をいくつか載せて終わりにします。

オタク・ショップ

オタクショップとは書いたもののボードゲームとかカードゲームが多かった。
店内にはマジック・ザ・ギャザリングをシバいているオタクたちが20人くらいいた。この人たちなら普通に友達になれそうです。

道、デカすぎる

写真じゃ分かりにくいけど、片側に6車線ある上に車線そのものも広い。スノウ・クラッシュで散々描かれてる幹線道路の話がイメージできるようになったのはかなり良かった。
ちなみに豆知識なんですが、カリフォルニアは歩行者が通っていなければ赤信号でも右折ができる。全米でそうなのかは知りません。

入らなかった店

日本人と同じようなことを考えるやつがいるのか、日本人がやってる店なのかは分からずじまいでした。

そういえばあんまり雰囲気を感じなかったやつ

大統領選の間近だったのでもっとデモデモデモデモデモデモデモデモデモ暴動暴動暴動暴動暴動暴動暴動暴動暴動暴動暴動ポリスポリスポリスポリスポリスポリスみたいなことになってるのかと勝手に思っていましたが、全くなっていませんでした。誰も関心がないのかってくらい何もなかったです。(テレビCMはバンバン打ってたけど)
これはおそらくカリフォルニア州がブルーステートだからだと思いますが、何人かレッドステート側の候補者の看板持って交差点に突っ立ってる人とかは見ました。

スーパーのウイスキー

買って帰ったやつはここにはありません。
さすがに日本で見たことがないものもたくさん売っていて最高だったんですが、自分が買って帰ってきたやつは見事に好みを外して悲しい結果になりました。
知りたい人はウチまで遊びにくるかインターネットで喋りかけてください。

空の比率が多すぎて残念な感じになっている風景写真

ゴールデンゲートブリッジをサンフランシスコ方面に渡りきったくらいの場所で撮ったやつだった気がする。
写真に写った風景の左の方にアルカトラズ島がある(写ってないけど)

金言

今日はこの言葉を抱きしめて寝ましょう。

また次回!

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